映画「姑獲鳥の夏」

  • 昨日、姑獲鳥の夏を見てきました。
    役者もセットもサントラも悪くないのですが、いまいちピンとこない感じでした。たぶん、脚本が良くない。
    脚本が良くないというか、やっぱり、あれだけの作品を2時間の映像にまとめるのは無理。脚本も頑張ったのだと思う。
    思うのだけど、原作読んでないと、説明不足で、多分意味不明に感じる人は多いのでは。原作では、くどいくらいに丁寧な説明がされているので、何が起きているのか、何が事件なのか、全て腑に落ちるのですが、映画だけを見た人にとっては、おそらくどういったことが描かれている作品なのか、すんなり頭に入ってこないのでは。
    上映期間ももうすぐ終わってしまいますが、これから見る方はある程度予習していくことをお奨めします。できれば急いで原作を読むこと。予習してから映画を見ても、特に問題ないと思います。ネタばれしても、作品の価値は変わらない。
    原作を知っている方には、映画の雰囲気とか、演技とか、コマ割りとかを楽しめる作品だと思います。原作の良さを知っているだけに、あれこれ気になる面はありますが、娯楽として楽しめるレベルでしょう。続編が作られるのは、それはそれで楽しみです。

    それはそれとして、先日タモリ倶楽部を見ていて、マギーって人が出ていて「マギーって誰?」って思っていたのですが、姑獲鳥の夏のエンドロールを見ていたら、鳥口/マギーってなっていて、びっくりしました。あぁ、鳥口くんが出ていたのか、鳥口君はあの人がやるのか。関口君が編集部で田中麗奈に怒鳴られていたシーンかな。マギー。よく知らん人だが、マギー頑張れ。私は鳥口ファンなので。「うへぇ」の一番似合う役者になって欲しい、マギー。
    あぁ、今調べたら、ジョビジョバの人らしい。が、実はジョビジョバもよく知らない。名前は聞いたことがあるのだが。とにかく、次回作からの鳥口くんに期待。