栗コーダーカルテット ツアー「夏から秋へ渡る橋」秋編 11/28(金)THE BOTTOM LINE@名古屋

  • 先日発売したアルバム 遠くの友達のツアーです。このアルバムは歌ものが結構入っているということで、その中から2名ゲスト(鈴木博文さん、原マスミさん)も迎えてのライブでした。私としては、鈴木博文さんというビックネームもさることながら、栗Qと原さんという、夢のような組み合わせだけで、ご飯5杯は軽くいけます。それにしても、あんなにゲストに絡みにくそうなMCの栗原さんは初めて見ました(特に原さん)。
    原さんは2曲やったのですが、「海のふた」は、イントロを聴くだけで涙がでてきます。もう条件反射ですね。最初に聴いたときはヘンテコな歌だな、くらいの印象だったのですが、聴くたびに深みにはまっていきます。これが、どのアルバムにも入っていないというのは、とっても残念です。早く新しいアルバムを出してください。
    栗Qの演奏は、それはもう安定感抜群で、(おそらく近藤さんが決めていると思うのですが)セットリストの完璧、MCの危うさもいつもの暖かい雰囲気で、理想的なライブでした。演奏が良かったのは、それはそれとして、個人的に一番嬉しかったのは、ライブに来ていたお客さんの拍手のタイミング。曲の余韻がまだまだ残っているタイミングで拍手が入ると、いつもちょっぴり残念な気持ちになるのですが、今回は、全て余韻まで聴いてからの大拍手。昨日、同じ時間を過ごした皆さんに、感謝したいです。ありがとう。あと、栗原さんのベースを弾く姿が見れたことも、新鮮で嬉しかったです。