邪魅の雫 京極夏彦

1月25日読了
★★★★★
登場人物が複雑に絡み合いすぎて、頭の中がこんがらがりながら読み進めたのですが、こんがらがりつつも、ぐいぐい引き込まれる語り口はさすが。そして、京極堂の登場とともに、もつれた糸がすっとほどけていくさまは、京極夏彦ならではのカタルシス。納得の1冊でした。